TDC / crafTecセミナー
「ケンチク写真現場 @ ゲンバー③」

©Kazue Kawase

日時 2019年7月12日(金)19:00~21:30
コーディネーター 船曳 桜子
登壇者 古澤 大輔氏 / 山岸 剛氏
会場 5階 クラフテック・ギャラリー
参加費 1,000円(懇親会費を含みます)
申込み

今期のTDC/crafTecセミナーは全10回シリーズで、空間デザインのクオリティーを世に知らしめる存在「写真」と「編集」の現場から、メッセージをトークショーという形でお届けします。
@ゲンバー第3回目は、コンクリートのフレームそのものが浮かび上がったかのような外観の自邸が今、多数の雑誌やメディアを席巻している建築家・古澤大輔氏と、写真集『Tohoku Lost, Left, Found』(LIXIL出版、2019)を上梓し注目を浴びる建築写真家・山岸剛氏のクロストークです。
自邸の躯体完成後、竣工後、そして住まわった後の3回にわたり、建築写真を撮られた意図や、山岸氏が東日本大震災を跨いで8年以上撮り続けている東北の風景の変遷などのお話を交えて、建築と写真の関係性の変化を、時間を超えてどう捉えていらっしゃるか、じっくりとお聞きしたいと思います。

「古澤邸」©TakeshiYAMAGISHI

古澤 大輔(ふるさわだいすけ)

建築家。1976年生まれ。
2000年東京都立大学工学部建築学科卒業。2002年同大学大学院修士課程修了後、メジロスタジオ設立。
2008~2012年明治大学大学院、首都大学大学院、日本大学、東京理科大学大学院非常勤講師。
2013年メジロスタジオをリライト_Dに組織改編。現在、日本大学理工学部建築学科助教。
一級建築士。博士(工学)。
主な作品:古澤邸(2019)、十条の集合住宅(2016)、中央線高架下プロジェクト~コミュニティステーション東小金井~(2014)、アーツ千代田3331(2011)など。
主な受賞:JCDデザインアワード金賞(2015)、日本建築学会作品選奨(2012)、SDレビュー朝倉賞(2011)、第8回空間デザインコンペティション金賞(2001)など。
写真©Kazue Kawase

「Untitled, Kawasaki, 2016」©TakeshiYAMAGISHI

山岸 剛(やまぎしたけし)

写真家。1976年横浜市生まれ、川崎市在住。
1998年早稲田大学政治経済学部経済学科、2001年早稲田大学芸術学校空間映像科卒業。
人工性の結晶としての「建築」と、それが対峙する「自然」との力関係を主題とするものとしての「建築写真」を制作する。 2010-11年日本建築学会会誌『建築雑誌』編集委員。2014年第14回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館チーム、写真ディレクター。
個展に「Tohoku - Lost,Left,Found」(コニカミノルタギャラリー、2014)。
写真集に『景をつくる 井上剛宏作庭集』(鹿島出版会、2014)。そのほか『映画空間400選』(LIXIL出版、2011)への寄稿など。

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